リーマンショックに引き続き、ギリシャ問題に端を発する欧州危機、このところ、立てつづけに金融不安が世界を覆い尽くしています。
それに伴い、各国とも利下げ傾向の姿勢を保っていますね。
たとえばカナダですが、リーマンショック以前は高金利で安定した通貨として人気でした。
しかし、現在は「1%未満」という、スワップポイントを狙うに価値のない通貨になってしまったのです。
ところが、アメリカやユーロ圏の経済回復が遅れる中、カナダやドイツなどは着実に経済回復を見せることになります。
また、世界を見渡せば、高金利を維持している国もたくさんあり、これらの通貨にスワップポイントの魅力が隠されていると言えます。
たとえばブラジルですね。
高金利を維持している数少ない通貨であり、また、メキシコペソも高金利の通貨として人気です。
高金利は、基本的には「新興国」に見られる現象です。
金利を上げて海外からの資金を集め、その資金でインフラ整備などに投資をしているんですね。
したがって、スワップポイント狙いで取引をするならば、やはり新興国に目を向ける必要があると言えるでしょう。
ただし、高金利の通貨、つまり新興国の通貨は、日本円に対して非常に乱高下する傾向にあります。
世界的なその通貨の流通量が少ないため、少ない取引量で大きく変動する特徴があるのです。
また、スプレッドも非常に広くなっており、とくに指標発表時には「とんでもなく広がる」ということもあります。
今後、スワップポイントで安定して利益を上げるならば、上記の2点に注意してポジションを建てるようにしておきましょう。